経営学の用語で、
『ブルーオーシャン』とは青い海、誰も足を踏み入れたことのないような新しい市場。 つまりライバルのいない新規開拓の事業。
『レッドオーシャン』とは赤い海、血で赤く染まるような争いの激しい市場。 ようはライバルの多い既存の事業。
美容業界内にまだブルーオーシャンはあるのか?
いや、もうないだろって?
たしかに、1000円カット店、激安業務委託店、メンズサロン店等、もう出きった感はいなめないか。
いや、でも、僕なんかが到底思いつかない、まだ誰もやっていないような新しい形態のサロンがでてくる可能性はゼロではないだろう。
ただ、もし出てきたとしても、簡単に真似できてしまうようでは、あっという間にレッドオーシャンいきになってしまう。 そうなると悲惨だ。
現に、1000円カット店や激安業務委託店を見ればわかるだろう。 いたるところにあり、ヒマそうなお店をよくみかける、激戦オーバーストア状態だ。
なんなら、結果的に美容業界の価格破壊を起こしてしまった。
ブルーオーシャン
じゃあブルーオーシャンの何がいいって、やはり圧倒的に莫大な先行者利益だろう。
需要のある新規形態で、ライバル店がいなければ、そりゃあもう繁盛店必須ですよ。
先に始める者の特権ですね。 まぁ二番煎じ組も結構な恩恵は受けれるでしょうけど。
ただ、参入障壁がどの程度なのかで、先行者利益をどれくらい得れるか変わってきますよね。
上で書いたように、激安業務委託店のように参入障壁が低く、真似しやすいとむらむらたかってきてあっという間に飽和状態。
まさに盛者必衰。
あとは出口戦略(囲い込み)がどこまで出来ているかで、細く長く続けていけるか。
ただ残念なことに、儲かってる時はイケイケドンドン状態で、なかなかリスクヘッジや出口戦略が立てづらい。 近くに優秀なメンターがいればいいですけどね。
ちなみに、激安業務委託店のシステムを作った創始者は、売上MAXをちょっとだけ過ぎたときに何店舗も高額で売り抜いたらしいですよ。 いろいろわかってたんでしょうね。 残念ながら美容師ではないです。
じゃあもうブルーオーシャンはない?
いや、僕のやってる会社はブルーオーシャン戦略だ。
ヘナサロンという、非常に参入障壁の高い形態。
なぜなら、ヘナは高い専門知識が必要。 そして、カラーやパーマ等との相性がなかなか悪いので、普通のサロンだとメニューとして、かなーーり取り入れづらい。
中途半端にいれると客離れの可能性もありますしね。
ライバル店は少ない。 ただやはりヘナの認知度がまだまだ少ないから、需要もまだそこまで多いわけでもない。 根強いファンは各地にいらっしゃいますけどね。
そこをどう広めていくかが僕らの課題ですね。
もちろん戦略は練っています。
レッドオーシャン
だからといって、レッドオーシャンがダメだとも言っていない。
なぜなら、お客さんの大半はこちらの市場にいるからだ。
しっかりと戦略を立てて臨めば、レッドオーシャンだろうと渡っていける。
なんなら、長く大きく利益を出し続けることだってできる。
・コンセプトがしかっりしているか
・ターゲット層が絞れているか
まずはここが大事だろう。
なぜなら、努力する方向性がきまるからだ。
逆に考えよう。 コンセプトもなく、ターゲット層もない。
そんなお店は、売りもなければ強みもない。 隣のお店と何が違うんだろうとなってしまう。 (だからこそ安いを売りにした激安業務委託店が流行っているんだろう)
それでは残念ながらレッドオーシャンにすぐのまれてしまう。
さぁ、そうならないように、綿密に戦略をたててレッドオーシャンを乗り切りましょう。
細かいことはまた書きますねー。
ちなみに僕は、なんだかんだレッドオーシャンも嫌いではないです。
いずれは、事業は違えど参入するつもりだ。
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